ブラックダイヤモンドの買取価格はどのくらい？

ブラックダイヤモンドの特徴

ブラックダイヤモンドは、その名称の通り真っ黒な色のダイヤモンドです。その見た目からオニキスやヘマタイトに間違えられることもありますが、よく見るとダイヤモンド特有のキラキラとした輝きも一緒に楽しむことができる宝石になっています。まるで吸い込まれるような漆黒の輝きを持っており、シックな雰囲気を漂わせているのが特徴。甘すぎないその見た目から、メンズジュエリーや高級な時計などを中心に取り扱われている、ファッション業界で注目されているダイヤモンドです。

ただし質が悪いダイヤモンドも多いため、通常は工業用ダイヤモンドとして活用されることも多々あります。

また一般に流通されているブラックダイヤモンドは、99.9％が加工されたものであり天然のものはほとんどありません。ダイヤモンドは本物でも、色々な加工を施しブラックダイヤモンド風に見せています。その希少価値から、天然のブラックダイヤモンドであれば高額査定が期待できますよ。

ダイヤモンドを高額買取してくれるショップはココ！
＼ 実際の査定結果も公開中 ／

ブラックダイヤモンドの買取事例

0.43ct ブラックダイヤモンドピアスの買取事例

0.61ct ブラックダイヤモンドリングの買取事例

0.46ct ブラックダイヤモンドリングの買取事例

他のカラーダイヤモンドの買取事例はこちら

• ホワイトダイヤモンドの買取価格はどのくらい？
• ブラウンダイヤモンドの買取価格はどのくらい？
• イエローダイヤモンドの買取価格はどのくらい？
• ピンクのダイヤモンド買取価格はどのくらい？
• ブルーダイヤモンド買取価格はどのくらい？
• ルースのダイヤモンド買取価格はどのくらい？
• メレダイヤモンドの買取価格はどのくらい？
• カラーダイヤモンドの買取価格はどのくらい？

ブラックダイヤモンドを買取できる東京のショップ一覧

東京の宝石買取ショップのなかから、公式サイトにブラックダイヤモンドの買取事例を掲載している店舗をリサーチ。宝石買取サービスの特徴、店舗の所在地、対応している買取方法をまとめています。

そもそもブラックダイヤモンドとは

ダイヤモンドといえば無色透明というイメージを抱いている人も多いなか、異質な存在感と魅力を放つブラックダイヤモンド。ブラックダイヤモンドの黒色は炭素によるもので、一般的なダイヤモンドに比べて炭素を過剰に含んでいるのが特徴です。

ブラックダイヤモンドと言えば195カラットもの大きさで産出されたブラック・オラロフが有名ですが、関係者が次々と不審な死を迎えたことから、呪いのダイヤモンドとして恐れられるように。ブラックダイヤモンド＝不吉というマイナスイメージを持たれてしまい、長いこと日の目を浴びませんでした。

ブラックダイヤモンドが宝石としての価値を再認識されたのは、研磨後の光沢の強さが注目されるようになったからです。ブラックダイヤモンドの持つ輝きの美しさが評価され、現在では世界中の高級ジュエリーブランドやハイブランドのジュエリーに採用されています。

ブラックダイヤモンドとその他の石との見極め方

ブラックダイヤモンドと似た宝石として、オニキスをはじめとした黒色宝石があげられます。ブラックダイヤモンドと黒色宝石の大きな違いは“輝き”です。

天然のブラックダイヤモンドは、カット次第で透明のダイヤモンドに劣らない華やかで明るい輝きを放ちます。一方でオニキスをはじめとする黒色宝石には、ダイヤモンドほどの強い輝きはありません。そのため、2つの宝石を並べて輝きを比較すれば、ブラックダイヤモンドか黒色宝石かを見極めることができます。

ブラックダイヤモンドの評価のポイント

天然かどうか

カラーダイヤモンドのなかでもブラックダイヤモンドの価値が低い理由は、市場に出回っているブラックダイヤモンドの多くが人工処理されたものだからです。品質の低いダイヤを着色することでブラックダイヤモンドとして扱っているため、安価で取引される傾向にあります。

ただ、人工処理されていない天然のブラックダイヤモンドであれば、希少性の高さから通常のダイヤモンドよりも高い相場で取引されることも。1カラットの小粒なダイヤでも数十万の値段がつくこともあるため、買取に出す場合は買取専門店を慎重に選んで売却しましょう。

カラー

天然のブラックダイヤモンドの場合、深く濃い黒色をしているほど買取価格が高くなります。人工処理されたブラックダイヤモンドだと色ムラのない均一な着色がされているので、カラーが買取価格に影響することはありません。

カラット

カラットはダイヤモンドの重量をあらわす評価基準で、カラット数の高さが買取価格に影響します。安価で取引されている人工処理されたブラックダイヤモンドだと、カラット数が高いからといって高額買取はあまり期待できません。

ただし、天然ものだと話は別で、カラット数が高いほど買取価格が大幅にアップします。

クラリティ

クラリティはダイヤモンドの透明度をあらわす評価基準で、通常のダイヤモンドであれば透明度が高いほど価値があるとされています。人工着色されたブラックダイヤモンドは透明度が低いため、買取時にクラリティが考慮されることはほとんどありません。

天然のブラックダイヤモンドであれば半透明なものも存在するため、通常のダイヤモンドと同様にインクルージョン（内包物）の有無などがチェックされます。

カット

人工処理されたダイヤモンドは透明度が低いので、カットしてもダイヤモンド特有の透明感や輝きは得られません。カッティング形状による輝きの増加などが考慮されないケースが多いため、ダイヤモンドとしては不人気のカットだからといって査定額に影響する心配はほぼなさそうです。

表面の傷や状態

ブラックダイヤモンドを買取に出す際に注意したいのが、表面の傷です。査定時に最もチェックされるポイントで、傷の量が多いほど買取価格が下がってしまいます。人工のブラックダイヤモンドは放射線や熱処理などでもろくなっている可能性があるため、取り扱う際は丁寧に使用・保管するようにしましょう。

天然のブラックダイヤは表面が多面カットされることが多く、表面の傷が顕著に出やすいのが特徴です。傷の有無が買取価格に影響するため、人工のブラックダイヤモンドと同様に取り扱いには注意しましょう。

ブラックダイヤモンドを高く買い取ってもらうコツ

宝石買取専門店で買い取ってもらう

ブラックダイヤモンドは人工処理されたものが市場に多く流通しているため、ダイヤモンドの鑑定に強くない買取店だと、天然ものでも安い査定額しか提示されない可能性があります。天然のブラックダイヤモンドを高く買い取ってもらうには、ブラックダイヤモンドの買取実績が多い宝石買取専門店を選ぶのがおすすめです。

特に正しい価値を見極めてくれる鑑定士が在籍しているかどうかは、必ず確認しておくようにしましょう。また、人工のブラックダイヤモンドでも、買取専門店なら貴金属部分もしっかり査定してくれるので、高く買い取ってもらいやすくなります。

お手入れしておく

鑑定士の印象を良くするには、買取に出す前にお手入れをしておくことをおすすめします。ダイヤモンドは油を吸着しやすい性質を持っており、汚れがつきやすい宝石です。お手入れをする際は、中性洗剤をぬるま湯で薄め、丁寧に汚れを洗い落としましょう。

汚れが落ちない場合は、柔らかい歯ブラシを使って優しくこすり落とします。洗い終わったらぬるま湯で丁寧にすすぎ、金属部分が傷まないように柔らかい布で丁寧に水気を拭き取ったら、ドライヤーを使用または自然乾燥させます。

鑑定書・鑑別書や付属品があれば持っていく

ブラックダイヤモンドは鑑定書や鑑別書が発行されないのが一般的ですが、もしも手元にある場合は一緒に持ち込むようにしましょう。また、外箱や収納ケース、保証書（ギャランティカード）、取り扱い説明書などの付属品もセットにすると、買取価格がアップする場合があります。

人工のブラックダイヤモンドは宝石としての価値が低いため、少しでも高く買い取ってもらうには付属品で付加価値を高めることが重要です。

ほかの宝石とまとめて売る

買取専門店によっては、複数の宝石をまとめて査定に出すことで買取金額がアップするところもあります。ほかの宝石とまとめて売ることで1個あたりの価値を上げやすいため、ブラックダイヤモンドのような査定額の低い宝石を売る場合におすすめです。宝石のほかにバッグや時計、ジュエリーなどと合わせて買い取ってもらえる店舗もあるので、売りたいものが複数ある場合はそういった店舗を検討してみましょう。

ブラックダイヤモンドの買取まとめ

ブラックダイヤモンドは人工処理されたものが市場に多く出回っているため、宝石としての価値が低く、安い価格で取引されている宝石です。希少性の高い天然のブラックダイヤモンドであれば、通常のダイヤよりも高い相場で取引されることもあるので、価値を見極められる買取店選びが特に重要になってきます。

人工のブラックダイヤモンドを高く買い取ってもらうには、事前のお手入れや付属品の準備などが必要です。天然・人工のいずれにしても複数の買取店で査定してもらい、査定額や対応などを比較しながら、信頼できる買取店を選ぶことをおすすめします。