ブラウンダイヤモンドはその名の通り褐色のダイヤモンドで、一つひとつ発色の仕方が異なります。カラーダイヤモンドの多くは産出量が少ないため希少価値がつきやすいのですが、ブラウンダイヤモンドの産出量が比較的多いというのが特徴的です。
以前は、ブラウンダイヤモンド自体の評価が著しく低く、「クズダイヤ」などと一部で呼ばれていました。鑑定書上では無色透明なほど高い評価を受ける傾向がある上、ブラウンダイヤモンドは色の性質上濁った色のように見えてしまい、価値が低いと思われたのかもしれません。現在でも低いグレードでは、工業用に使用されるほどです。
しかし現在ではジュエリーブランドの「カシケイ」をはじめ、「LE VIAN」がブラウンダイヤモンドのアクセサリーを制作しており、その価値に対する認識が変わるようになりました。ただし一部のブラウンダイヤモンドの価値は、未だに低い評価を受ける傾向にあります。
ブラウンダイヤモンドの最高級は「コニャックダイヤモンド」と呼ばれており、その名称の通りコニャックのような深い茶色をしています。ブラウンダイヤモンドの色合いは日本人の肌色に似合うと言われており、ダイヤモンドでは珍しい目立ち過ぎない存在感が特徴。近年非常に注目を浴びている宝石です。
ダイヤモンド付の定番デザインの喜平ブレスレットです。合計80石の2.0ctのダイヤモンドがセットされているため、非常に高級感があります。ダイヤモンド自体は小さめでしたが、個数やデザイン性などが考慮され比較的高い査定額になっているようです。
ブラウンダイヤがたくさん敷き詰められたデザイン。豪華さを感じられるリングですが、どうしてもブラウンダイヤモンドは産出量が多いので査定額が下がってしまいました。しかしそれでも使用感もなくリングの状態が非常に良い上に、高いデザイン性があるという点から最大限の査定額を実現しています。
中央にブラウンダイヤモンドがデザインされたリングです。ブラウンダイヤモンドのため価格はそこまで高額にはなりませんが、デザインの良さなどが考慮された買取額になっています。シンプルなデザインの中にも華やかさを持ったデザインでしょう。
ポンテヴェキオのリングで、ブラウンダイヤモンドやK18が使用されたものになっています。使用感が少なく、比較的きれいな品物です。有名なブランドということもあり、ブラウンダイヤモンドにしては高い査定額が実現しています。
中央に大きめのブラウンダイヤモンドが輝き、透明なダイヤモンドがその周りにあしらわれています。K18も使われているため、ブラウンダイヤモンドの中でも高めの査定額です。比較的傷なども少なく、綺麗な状態のリングになっています。
宝石買取価格の真実
日経新聞にあった「価格差23倍も。宝石の買取価格はこんなに違う」を見て、本当にそんなに差が出るものなのか独自調査をすることに。向かったのは銀座・新橋にある7件の買取店。真実はいかに…
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