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質屋や買取店はどちらもダイヤモンドを売却できるため、どのような違いがあるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?
ここでは、質屋と買取店の違いについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
基本的に質屋でも、買取サービスを利用できますが、質屋特有のシステムとして「質預かり」「質入れ」があります。
例えば、急にお金が必要になった時に、手元のダイヤモンドをお店に預けることで、お金が借りられます。この時、3ヶ月以内にお金を返せれば、自分の手元にダイヤモンドが戻ります。この仕組みが質預かりです。万が一返済ができない時は、ダイヤモンドを手放して、支払い義務を発生しないようにする仕組みを質入れといいます。「今すぐに現金が必要だけど、ダイヤモンドを手放したくない!」という方は、利用してみると良いでしょう。
しかし、質屋ではダイヤモンドを担保にしているので、正確な価値分の価格を受け取れるわけではありません。
買取店は、買取専門店や宅配買取専門店など、さまざまな形態が特徴です。高級アイテムの買取専門店であれば、専門の鑑定士がいるので、売却したいダイヤモンドの価値を正しく判断してくれます。そのため、より高値で買取ってもらうことが可能です。宅配買取専門店は店舗がない分を査定額に割り当ててくれるので、より高値で買取ってもらえるでしょう。
昔は持ち込まれたダイヤモンドを安く買いたたく業者がいましたが、最近はそのような業者は減り、信頼できる買取店が増えていますよ。買取店は買取ったダイヤモンドを独自のルートで販売できるので、高値で取引してくれるのです。
しかし、質屋と違ってダイヤモンドを売却することになります。ダイヤモンドを手放そうか迷っている方にはおすすめできません。
ダイヤモンドを高く買取ってもらいたい方は、買取店にダイヤモンドを持って行くと良いですよ。一概に買取店の方が高いとは言えませんし、お店によって買取額は異なります。買取店には鑑定士が在籍しているので、ダイヤモンドの価値をより正確に判断してくれるでしょう。そのため、高い価値のダイヤモンドを手放すなら、買取店がおすすめです。ただし、ダイヤモンドをすぐに手放したくない方は、一時的に預けられる質屋を利用しましょう。
質屋と買取店には、高値で売却できたり担保にできたりとそれぞれ違いがあるため、ライフスタイルや売却する目的に合わせたショップ選びが大切。損をしないようダイヤモンドを手放す際には、売却する方法を把握しておきましょう。