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ダイヤモンドと聞くと無色透明のものを想像する人が多いのではないでしょうか?通常ダイヤモンドの価値は、国際的価値基準「4C(カラット、カラー、カット、クラリティ)」で決められますが、このカラーの基準はどれだけ透明度が高いかが重要。
ですが、希少価値のある色であれば、普通のダイヤモンドよりカラーダイヤモンドの方が高値がつくこともあります。
基本的にカラーダイヤモンドは、珍しい色で発色がよく、粒が大きければ大きいほど価値が上がります。ここでは、具体的に価値が高い色、価値が低い色を紹介していきます。
ピンクダイヤモンドは希少価値が高いです。1カラット以上の大粒のものは年間で数十個、2〜3カラットのものは数個しか発掘されないと言います。女性に人気の色であり、産出量が非常に少ないので高値がつきやすくなっています。世界的にも人気があり、毎年値上がりが続いています。査定の基準として、色が濃くなればなるほど値段は上がります。
ダイヤモンド通ならご存知だと思いますが、このレッドダイヤモンドはレア中のレアです。これはピンクダイヤモンドの色味が濃くなったものなので、レッドそのものの色が存在しているということではありません。 ただでさえ希少価値の高いピンクダイヤモンドの中からさらに色が濃いものなので、ほとんど発掘されることはありません。価格は1カラットクラスのものだと、東京都心の高級マンションを購入できるほどだとも言われています。
上記の他にも、グリーンダイヤモンドやブルーダイヤモンド、オレンジダイヤモンドなども高値がつきやすいカラーです。
ブラックダイヤモンドは全体的に低く価値がつけられがちですが、オーロフの黒ダイヤは評価されます。そもそもブラックダイヤモンドは、その中に炭素が多く含まれていてダイヤモンドになりきれなかったものが多いです。また、人工的に作られたものが多いので、安値がつけられます。
通常のダイヤモンドは透明度が高いものに価値がつきます。ですが、完全に無色のものは存在せず、若干黄色がかかっています。この黄色がですぎてしまうとそのダイヤモンドの価値が下がってしまいます。
色がついているから価値がつく、つかないというわけでなく、その色が希少価値があるかどうかで価値が決まります。人気の色やなかなか見つけるのが難しいものは基本的に高値がつきます。カラーダイヤモンドを持っている方は一度鑑定に出してみても良いかもしれません。