このページでは、ガーネットの買取相場についてまとめています。なかでも希少性が高いグリーンガーネットを中心に、買取事例を紹介。家で眠っているガーネットにも、同じように高額査定の可能性があるかもしれません。
柘榴色という和名がついているガーネット。深い赤色のイメージが強い宝石ですが、オレンジや黄色などさまざまなカラーのガーネットが存在します。そのため、希少性の高いカラーは買取価格が大幅アップ!紫色のロードライトガーネットやオレンジ色のマンダリンガーネット、エメラルドのような緑色に近いグリーンガーネット(ツァボライト)は希少性が高いため、高額査定が期待できます。また多くの宝石と同じように、産地によっても価格が変わるようです。
ガーネットの美しさを決めるのは、色の濃淡や透明度、模様のコントラストです。ガーネットは品質以外にも、種類によって価値が変化。日本では5種類に分類されており、デマントイドガーネットが最高の評価を受けます。一方で流通量の多いアルマンダイトガーネットは、あまり買取価格が高くなりません。
サイズ・ガーネットの透明度、美しさなど1つひとつが高く評価されて、超高額査定になりました。ダイヤもついていると、高額査定に繋がりやすくなります。中央に輝くガーネットの周囲を囲むように配置されたメレダイヤも、1つ1.0ct以上あったことで高く評価されたようです。
中央に希少性の高いグリーンガーネットが輝くリング。側面にメレダイヤが散りばめられたゴージャスなデザインです。宝石に傷がないきれいな状態であることが、高額査定に繋がりました。0.76ctとサイズは小ぶりですが、質の高いグリーンガーネットだったことが評価されたジュエリーです。
薔薇のような華やかな紫色が印象的なロードライトガーネット。4カラットと大きいため、5万円の買取査定額がついています。ガーネット以外にも脇石としてダイヤモンドがセットされているため、そのぶん査定額がアップしました!
1月の誕生石として知られるガーネット。単一の石をあらわしているのではなく、14種類の鉱物の総称として「ガーネット」の名がついています。緑・オレンジなどのカラーバリエーションは40種類以上。主な産地として、スリランカやインドのラジャスタン州があります。
ジュエリーにする際、ルビーやサファイア、エメラルドが加工されるのに対して、ガーネットの処理は原石を研磨するのみ。未処理にも関わらず美しい輝きを放つ宝石です。
「変わらぬ愛」「真実」「貞操」など、一途でゆるぎない愛を誓う言葉が並ぶガーネットの石言葉。そんな言葉を受けて祝われているのが、結婚18年の節目に行なう「ガーネット婚式」です。イギリスから日本へ伝わった記念日で、変わらない愛の象徴としてガーネットを贈る夫婦もいます。
7種類あるうち、国内で人気が高いガーネットは5種類あります。特に希少性が高いのは、デマントイドガーネット。ダイヤモンドのような強い輝きを持つ宝石で、ガーネットの王様と呼ばれています。
続いて評価が高いのが、グリーンガーネット。硬度や屈折率が高く、ジュエリーに加工しやすいのが特徴です。特に高い評価を受けるのは緑色のガーネットですが、日本で人気が広がっているのは赤系のスペサルティンガーネットです。
一方、国内での流通量が多い赤系のロードライトガーネットとアルマンディンガーネットは、あまり高額査定に繋がりません。どちらも鑑定の際に重視されるのは、透明度。そのため、赤系のガーネットも紫がかったバラを彷彿とさせる色やダークな赤など、その宝石らしいカラーを持っていると高く評価されます。
ガーネットときいて、一番最初に思い浮かべる深紅の宝石がこの「アルマンダイトガーネット」です。美しい宝石ながら産出量が多いため相場が安く、日本でもたくさんのアルマンダイトガーネットが流通しています。透明度やテリが評価を決めるポイントで、これらが優れているものは最高級品は高く評価されます。
世界各地で採掘されますが、とくに代表的な産地はインドやブラジル。カラーは赤色以外にもオレンジや茶色などがあり、パープル系のアルマンダイトも発見されています。
ガーネットの主役とも言えるのが、流通量が多く需要も高い「ロードライトガーネット」です。バラの花のような、という意味を持つ「ロードライト」の名が付いている通り、やや紫がかったワインレッドの美しい色合いが特長。情熱的、神秘的、大人な落ち着き…など細かなニュアンスの違いによってさまざまな印象を与えてくれます。
主な産地はタンザニアやマダガスカル、スリランカなど。とくにスリランカでは情熱的で美しい赤色のガーネットが採掘されることがあり、高額で取引されます。
ダイヤモンドのような美しいテリと、思わず見とれてしまうほど美しいグリーンの色合いをしたデマントイドガーネット。さまざまな種類のなかで最も高い評価を受ける、まさにガーネットの王様です。光の分散度の高さが特徴で、ダイヤモンドを超えるほど。
2002年までは流通量が非常に少なく珍品とも言われていましたが、新しい鉱脈が発見され、現在では市場にも出回るようになってきました。ただ、希少な宝石であることには変わりがなく、高額で取引されています。
グリーンガーネットは、デマントイドガーネットに次いで高い評価を受けています。グリーンの色合いはエメラルドに似た透明度の高い色合いをしており、光の屈性率や高度も優れていて、宝石としても高品質です。
グリーンガーネットのなかでもケニアのツァボ国立公園エリアで産出された「ツァボライト」と呼ばれる種類の評価が高く、高値が付きやすい傾向にあります。
スペサルタイトガーネットは、近年日本での人気が高まりつつある赤系統のガーネット。含有成分によって色合いが異なり、オレンジからブラウンまで幅広い色合いがあります。オレンジが濃いほど価値は高くなり、茶色味が強いものは評価が下がってしまう可能性が。
また、とくに人気があるのは明るいオレンジ色のスペサルタイトガーネットで、マンダリンガーネットと呼ばれており、市場での需要も高い傾向があります。
ほかの宝石同様に透明度が優れているほうが高く評価されます。
色の濃淡は、民族や個人によって好みに違いがあるため「濃いほうがいい」「淡いほうがいいい」といった明確な評価が決まっていません。ジュエリーに見合った明度かどうかが評価のポイントとなります。また、色の濃淡によって浮かび上がるモザイク模様のコントラストの美しさが、ガーネットの評価を左右します。
ガーネットと聞くと深紅の宝石を想像する方がほとんどかもしれませんが、カラーは緑色系のほうが高く評価されやすい傾向にあります。種類でいえば大まかに、デマントイドガーネット、ツァボライトガーネット、スペサルタイトガーネット…の順。デマントイドガーネットは、優れた品質のエメラルド並みの金額がつけられるものもあります。
流通量の多い赤系のガーネットは安いというイメージを持っている人も少なくないでしょう。しかし、赤系のガーネットには品質が高い石が多く、大粒でカラット数が大きい石であればそれだけ査定額がアップします。
ガーネットの価値を左右するのは、透明度やモザイク模様の美しさ。また色の濃淡の好みは個人・人種によって異なるので、どの明度のガーネットも需要が見込めます。赤系であっても、傷がない・透明度が高いなどの理由で高額査定に繋がるのです。
カラーチェンジは、光の波長によって別の色に変化する性質のこと。カラーチェンジする宝石として代表的なのはアレキサンドライトですが、ガーネットにもカラーチェンジ効果がみられるものがあります。
アレキサンドライトほど鮮明に色が変わるわけではないものの、日光などの自然光にあてると青緑色に輝き、白熱灯の下では紫赤に変化します。
その美しさと希少性の高さから、通常のガーネットに比べると宝石市場での相場も高くなっています。
スター効果とは宝石に見られる光の現象の1つで、アステリズム効果や星彩効果とも呼ばれます。2~4本の光の筋が走り、まるで星のように見えることからその名が付けられました。ルビーをはじめ、サファイアやローズクォーツなどでスター効果が現れることがあり、通常の石よりも高い値段がつけられます。
スター効果がみられるガーネットは、希望や勝利、真実、生命力といった力強さを感じさせる意味を持ち、パワーストーンとしても重宝されます。
私の誕生石(1月生まれ)ということで大切にしていたんですが、いろんな事情が重なって、ガーネットの宝石を買い取ってもらうことにしました。専門店のほうが高く買い取ってもらえるという話を聞いて、評判の良かったショップに持ち込んだところ、予想よりも高額の査定が付いてびっくりしました。手放すことについてはたくさん悩みましたが、結果的には満足しています。
宝石や金、着物など買い取っていただきたいものがたくさんあり、それらを持って都心まで行くのが面倒だったので出張査定を利用しました。着物はほとんど値がつきませんでしたが、宝飾類だけでも150万円ほどにはなりました。ダイヤモンドやエメラルドといった一般的に高い宝石だけでなく、ガーネットのような宝石にもきちんと値段をつけていただけたのがよかったです。
ガーネットといえば赤!という知識しかなかったので、大した値段にはならないだろうと思っていた緑色のガーネットに高額査定がついて驚きました。鑑定士さんから「実は緑色やオレンジ色のほうが高くなりやすいんです」と言われて、またまたびっくり。いろいろ分かりやすく説明してもらえて、とても勉強になりました。
種類やカラーの豊富なガーネットは、産地や透明度、カラーによって買取価格が大きく異なります。
高額査定に繋がりやすいのは、デマントイドガーネットやグリーンガーネットなど、エメラルドのような色合いが特徴的な宝石です。一見同じようなグリーンでも、鑑定士の目利きによって買取相場に差が出ることもあります。
適切な評価を受けるためにも、複数の買取業者に査定を依頼してみましょう。
宝石買取価格の真実
日経新聞にあった「価格差23倍も。宝石の買取価格はこんなに違う」を見て、本当にそんなに差が出るものなのか独自調査をすることに。向かったのは銀座・新橋にある7件の買取店。真実はいかに…
宝石買取の査定結果コンテンツ一覧
※このサイトについて
このサイトで公開している情報は、2018年11月に管理者が個人的に収集・調査したものです。
最新の情報は必ず、公式サイトで確認してください。
Copyright (C)宝石買取ハンドブック All Rights Reserved.