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このページでは、オパールの買取相場や特徴について紹介します。実際の買取事例や高額買取のポイントなどもまとめているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
オパールの買取相場の目安をまとめました。ただし、オパールの価格は市場の傾向に合わせて変動します。また、ジュエリーとしてのデザイン性やオパールの種類・色合い、そのほか使われている貴金属・宝石類によって価格に差が出ます。下記の相場はあくまで目安として考えてくださいね。
Sランク=遊色効果が強く表れており、テリ・輝きも強い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 5,000円 |
3.0カラット | 25,000円 |
5.0カラット | 35,000円 |
10.0カラット | 75,000円 |
Aランク=遊色効果があり、テリ・輝きもある
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 2,500円 |
3.0カラット | 10,000円 |
5.0カラット | 25,000円 |
10.0カラット | 50,000円 |
Bランク=遊色効果はあるがテリ・輝きが弱い、遊色効果が弱い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 1,500円 |
3.0カラット | 5,000円 |
5.0カラット | 10,000円 |
10.0カラット | 15,000円 |
Cランク=遊色効果はあるがテリ・輝きがなくぼやけて見える、遊色効果がない
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 500円 |
3.0カラット | 1,500円 |
5.0カラット | 2,500円 |
10.0カラット | 5,000円 |
Dランク=遊色効果がない、内部にカンと呼ばれるワレやクラックが入っている
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 50円 |
3.0カラット | 250円 |
5.0カラット | 250円 |
10.0カラット | 500円 |
下記はオパールのなかでもとくに高額で取引されるブラックオパールの買取相場の目安です。ただし、買取相場は市場の傾向に合わせて変動します。また、ジュエリーとしてのデザイン性や細かな品質、そのほか使われている貴金属・宝石類によって価格に差が出ます。下記の相場はあくまで目安として考えてください。
Sランク=遊色効果が強く表れており模様の出方が大きなモザイクのようになっている、地色が黒に近い、赤の色合いが多い、テリ・輝きが非常に優れている
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 50,000円 |
2.0カラット | 150,000円 |
3.0カラット | 250,000円 |
5.0カラット | 500,000円 |
10.0カラット | 1,500,000円 |
Aランク=遊色効果が強く表れている、地色がやや黒に近い、オレンジの色合いが多い、テリ・輝きが優れている
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 25,000円 |
2.0カラット | 100,000円 |
3.0カラット | 150,000円 |
5.0カラット | 250,000円 |
10.0カラット | 750,000円 |
Bランク=遊色効果がある、地色が黒とグレーの中間、グリーンの色合いが多い、テリ・輝きがやや鈍い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 15,000円 |
2.0カラット | 50,000円 |
3.0カラット | 100,000円 |
5.0カラット | 150,000円 |
10.0カラット | 250,000円 |
Cランク=遊色効果が弱いまたはない、地色がグレー寄り、ブルーの色合いが多い、テリ・輝きが弱くぼやけて見える
カラット | 買取価格(目安) |
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1.0カラット | 5,000円 |
2.0カラット | 15,000円 |
3.0カラット | 25,000円 |
5.0カラット | 50,000円 |
10.0カラット | 150,000円 |
Dランク=遊色効果がない、地色がグレー、テリ・輝きがなくぼやけて見える
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 500円 |
2.0カラット | 2,500円 |
3.0カラット | 2,500円 |
5.0カラット | 5,000円 |
10.0カラット | 15,000円 |
引用元:ドリーム公式サイト
(https://www.jbdream.jp/assessment/969/)
オパールのなかでも需要の高いブラックオパールをセンターストーンとして配置したリング。周囲にはダイヤモンドが敷き詰められており、4本爪も相まってアンティーク調なデザインに。遊色効果がはっきりと見られ、19万円という高価買取となりました。
引用元:ドリーム公式サイト
(https://www.jbdream.jp/assessment/970/)
プラックオパールの鑑定においては大きさだけでなく、遊色効果や色合いなども重要です。こちらのブラックオパールは10ctupと非常に大きいものでしたが、色ムラが目立つため査定額が伸び悩み、8万円での買取となりました。
引用元:ドリーム公式サイト
(https://www.jbdream.jp/assessment/1261/)
20ctの非常に大ぶりなホワイトパールをセンターストーンとして配したリングの買取事例です。オパールは硬度が低く、キズが入りやすい石です。こちらのジュエリーも小さなヒビが入っており、完璧な状態よりも査定額が下がってしまいましたが、それでも5万円近い買取価格がつきました。
オパールを高く買い取ってもらうためには、まず保証書や鑑定書を用意しましょう。
熟練の技術と経験を持つ鑑定士であれば、その知見を活かしてオパールの価値を正確に判断できます。保証書や鑑定書はあくまで宝石の品質を保証するものですので、これらがなくても宝石の価値が落ちることはありません。ただし、保証書や鑑定書は「オパールの付属品」として買取額がアップするポイントの1つでもあります。
なくしてしまった場合は仕方がありませんが、少しでも心当たりがある場合は一度探してみましょう。
オパールは非常に乾燥しやすい宝石です。宝石のなかでも水分含有量が多いことで知られており、極端に乾燥してしまうとひび割れが生じる可能性があります。なので水に浸けるなどのお手入れが必要になりますが、間違った方法でお手入れしてしまうと逆にオパールを傷つけて価値を下げかねません。
オパールを水に浸けた後は濡れたまま放置せず、柔らかいガーゼなどで丁寧に拭き取ることが大切です。乾燥を防ぐため、保管するときは太陽の光に当たらない場所にしまっておきましょう。
また、オパールだけではなく宝石全般に言えることですが、不要になった宝石類はお手入れがおろそかになりがちなので、価値が下がってしまう前に早めに売却するのが高額買取のコツです。
購入時についていた箱や袋、鑑定書などが残っているとさらに高く評価してもらえる可能性があります。購入時と同じ包装状態で査定に出せればベストですね。
業者によっては、買取価格10%アップなどのキャンペーンを行っていることも!タイミングがあえばぜひ利用したいところです。
オパールは水晶に分類される宝石です。二酸化ケイ素が結晶化せず水分を含むことでオパールになります。特徴は、虹色に輝く遊色効果が見られること。遊色効果は石に内包されている二酸化ケイ素によるもので、オパールでしか見ることができません。
ホワイト・ブラック・ファイア・ウォーターといった種類があり、なかでも高く買い取ってもらえる可能性が高いのが「ブラックオパール」です。ブラックオパールに赤の遊色効果がはっきりと出ていればさらに希少価値が高くなます。
ブラックオパールは、オパールの中で最も高く評価・買取されている宝石です。オーストラリアのライトニンググリッジでしか採れず、そのうえ産出量も少ないため、非常に希少性が高い宝石です。
色のベースはその名の通り黒色ですが、光にあてると赤・橙・黄色・藍色・紫・緑・青といった遊色が見られ、鮮烈な色彩がブラックオパールの美しさを引き立てます。
ブラックオパールの評価ポイントは「遊色効果の豊富さ」「遊色効果の分布の広さ」「透明度」「重さ(カラット)」です。また含まれている遊色によって大きく価値が大きく左右され、赤や橙、インディゴライトといった遊色が評価されやすい傾向にあります。なかでも真っ黒なブラックオパールのなかに赤の遊色が多く含まれ、さらに他6色の遊色が全体的にみられるものは最上級のオパールとして「レッドインブラック」の名を冠します。
ホワイトオパールはその名の通り白っぽく明るい色をしており、色合いは水晶のように透明度の高いものから、乳白色のものまでさまざま。優しい雰囲気と上品な輝きが特徴です。
ホワイトオパールの主な産出国はオーストラリアで、クーパーペディやミンタビーなどで産出されます。ほかのオパールよりも産出量が多く、美しい見た目に反して相場はそれほど高くありません。日本市場でも多数出回っており、私たち日本人にとって馴染み深いオパールです。
また、ホワイトオパールはさらに「プレシャスオパール」と「コモンオパール」の2種類に分けられ、光が当たると虹色に輝くように見えるプレシャスオパールはより高値で取引されます。
ファイアーオパールとは赤や黄色、オレンジ、ブラウンといった色合いを持つオパールのこと。火のような美しい色合いからその名が付けられました。主にメキシコで産出されることから「メキシカンオパール」とも呼ばれることもあります。
他のオパールと比較すると遊色効果が低く、地色が際立って見えるのが特徴。遊色効果が高いファイアーオパールはその希少性から高値で取引されます。また純度の高い赤みをしたファイアーオパールは、ブラックオパールにも並ぶほどの高額で取引されるんだとか。
オパールのなかで、最も個性的な美しさを有するのが「ボルダーオパール」です。鉄鉱石の割れ目にオパールが流れ込んでできたもので、宝石自体にも掘り出した鉄鉱石部分が残されています。日本語で「岩」という意味を持つボルダーの名が付けられているのも、こういった理由からです。
ブラックオパールと見間違えそうなほど美しい色合いと、高い遊色効果による神秘的な美しさから高い人気を集めていますが、オーストラリア北東部のクィーンズランド州でしか採れない希少性にくわえ年々産出量が減少していることから、相場も高額になっています。買取に出せば高額査定が期待できるでしょう。
またボルダーオパールは模様によって「クリスタル・ボルダー」「ブラック・ボルダー」「ボルダー・マトリックス」「ヤワ・ナッツ」の4つに分類されますが、これらは素人には見分けがつきません。オパールを買取に出す際は、信頼できる鑑定士が在籍する専門業者に依頼するのがおすすめです。
オパールは、光の当たり方によって虹色に輝くものがあります。これは物質に光が入ったとき、内部の結晶構造や粒子の配列によって分光された光が多色の乱反射を起こす光学現象によるもの。この光学現象を遊色効果(プレイ・オブ・カラー)といい、遊色効果が見られるオパールは「プレシャスオパール」、遊色効果がないものは「コモンオパール」と区別されます。
遊色効果が見られるオパールのこと。宝飾業界では「色が遊んでいる」など、ちょっと粋な表現をされることも。
遊色にも赤・橙・黄色・藍色・紫・緑・青といった種類があり、鮮やかな色彩を有するプレシャスオパールのほうが価値が高くなります。また地色に曇りがない、宝石全体に色の変化が見られるといったポイントも高額査定に繋がりやすいポイントです。
遊色効果がまったくないオパールを「コモンオパール」と言います。石自体の地色や透明度はさまざまで、柔らかな風合いや爽やかな印象が特徴的ですが、プレシャスオパールと比べると相場は低い傾向にあります。
オパールの産地として有名なのはオーストラリアとメキシコ。オパールの産出量が最も多いオーストラリアではホワイトオパール・ブラックオパール・ボルダーオパールが産出され、メキシコではファイアーオパールが採れます。
そのほかブラジルやペルー、インドネシアなどでも採掘されており、近年ではエチオピア産のオパールが市場に出回るようになりました。また日本でも福島県でのみオパールが採掘されています。
「実家にキレイだけど何の宝石か分からない石があって(そもそも宝石かどうかも分からない…)何だろうなあと不思議に思っていました。ひょんなことから友だちに宝石買取専門店を紹介してもらい、とりあえず査定に出してみることに。すると、正体不明の石がオパールだったことが判明したんです!石の価値自体は私にはよく分かりませんが、思いのほか高額査定が付いて、ほくほく気分で売却しました!」
「ホワイトオパールが付いたプラチナリングを売却しました。できるだけ高く売りたいと思って都内や埼玉のショップ5店舗を回って、一番高い査定を出してくれたところで売却。買取価格はもう少しで6万円…といった感じでした。もしまたオパールを購入するときは高く売れそうなブラックオパールにしようかなと考えています」
「オパールを買い取ってもらうために複数の買取ショップを回りましたが、ショップによって査定結果が大きく異なり、査定額の違いに正直戸惑いました。オパールは査定が難しいようで、鑑定士の腕によって差が出てしまうんだとか。一番高い金額を出してくれたショップはオパールの輝きが良くて、とくに赤色の割合が多いことを評価してくれたそうです」