お手持ちのサファイアの買取相場を把握するために、知っておきたい情報をまとめました。
深みのある青色が美しい天然石・サファイア。9月の誕生石として知っている人も多いのではないでしょうか?サファイアと聞くとブルーサファイアを想像する人がほとんどだと思いますが、実はカラーバリエーションが豊富な宝石なのです。
このページでは、サファイアの特徴・鑑定の際にチェックされるポイント・買取価格の目安・市場相場などについてまとめています。お手持ちのサファイアにどのぐらいの価値があるのかを知る目安にしてみてくださいね。
ここでは、サファイアの買取価格の目安と市場相場についてまとめています。この比較表は査定日がバラバラなので、あくまでも参考程度にとどめてくださいね。
1カラット比較
A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|
Sランク | 25,000円 | 21,000円 | 50,000円 | 50,000円 |
Aランク | 12,500円 | 10,500円 | 記載なし | 20,000円 |
Bランク | 7,500円 | 7,000円 | 記載なし | 5,000円 |
Cランク | 1,500円 | 2,100円 | 2,000円 | 1,000円 |
2カラット比較
A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|
Sランク | 100,000円 | 70,000円 | 60,000円 | 記載なし |
Aランク | 70,000円 | 42,000円 | 記載なし | 記載なし |
Bランク | 30,000円 | 21,000円 | 記載なし | 記載なし |
Cランク | 5,000円 | 7,000円 | 8,000円 | 記載なし |
3カラット比較
A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|
Sランク | 225,000円 | 168,000円 | 150,000円 | 200,000円 |
Aランク | 150,000円 | 105,000円 | 記載なし | 100,000円 |
Bランク | 75,000円 | 63,000円 | 記載なし | 30,000円 |
Cランク | 15,000円 | 21,000円 | 15,000円 | 10,000円 |
5カラット比較
A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|
Sランク | 500,000円 | 525,000円 | 記載なし | 600,000円 |
Aランク | 250,000円 | 262,500円 | 記載なし | 250,000円 |
Bランク | 175,000円 | 175,000円 | 記載なし | 70,000円 |
Cランク | 30,000円 | 42,000円 | 記載なし | 30,000円 |
10カラット比較
A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|
Sランク | 1,500,000円 | 1,400,000円 | 記載なし | 1,500,000円 |
Aランク | 750,000円 | 700,000円 | 記載なし | 600,000円 |
Bランク | 500,000円 | 525,000円 | 記載なし | 200,000円 |
Cランク | 75,000円 | 105,000円 | 記載なし | 70,000円 |
サファイアを高額で買い取ってもらうには、色味・キズの有無・インクルージョンが含まれていないか・透明度などがポイントになります。鑑別書の有無や産地、大きさもランク付けの際に重視されますが、やはり現在の状態が査定に響くと言っても過言ではありません。
人工的な加熱処理がされているものが多く出回っているサファイア。そのため非加熱のサファイアは希少性が高く、高価で買い取ってくれる可能性があります。非加熱のサファイアは質の高さが特徴で、査定の世界でも100個に1個程度の割合でしか巡り会えないのだそう。お手持ちのサファイアが非加熱加工だった場合は、高額の値段がつけられるかもしれません。
産地別だとカシミール産が最も高価。また、ミャンマー産で色味が美しいサファイアも貴重です。査定に出す前に、お手持ちのサファイアの加工処理や産地が分かるなら、ぜひ確認してみましょう。
サファイアは硬度が高く、摩擦・衝撃・高熱に強い宝石です。万が一手放すときのために、普段から丁寧に保管・お手入れしましょう。日常で使用する程度なら軽く水拭きをするだけでOKですが、油脂に弱いため油汚れに注意。油汚れが付着したら、柔らかい布に薄めた中性洗剤を含ませて拭き取ると落とせるでしょう。保管の際は、小分けできるフタつきのジュエリーボックスに入れてくださいね。
査定や買取で外に出す際は、布でくるんでから持ち運ぶと◎。ジュエリーの場合は付属のケースに入れても良いですよ。
特に色石の鑑定は難しく、鑑定書が無いことが多いです。そのため、宝石の価値を正確に判断できる鑑定士のいる買取ショップを選ぶことも大事なポイントの一つです。
サファイアを売るなら、ちゃんと高価買取してくれる業者を選びたいところですよね。そこで、銀座エリアで人気のある買取業者を徹底リサーチ!サファイアの高価買取が期待できるオススメ業者3選をご紹介します。
2.3カラットのサファイアの指輪:19,976円
「査定のとき、「こんな小さなものでも買取してもらえるの?」と思わず聞きたくなるような小さい宝石でも、ちゃんと査定対象として鑑定してくれました。店内には買取金額があらかじめ提示されているため、安心して依頼できます。買取金額も予想より高くなったので、また利用したいなと思いました」
「都心から離れたところに店舗があるので、知っている人が少ないのでしょうか。宝石の買取をお願いしたいときは、ちょっと遠いんですが、納得のいく対応と価格を提示してくれる買取福助さんに毎回依頼しています。目の前で貴金属を計量してくれることがとても気に入っており、信頼できると感じています」
店舗には、日々の価格変化に対応している買取価格相場表が表示されています。相場に合わせて、きちんとした鑑定士が素早く鑑定。そのため非常に査定時間が短いのが買取福助の特徴です。手早く査定したい方にはぴったり。また、壊れている品物やかけている宝石でもグラム単位で計測し、買い取ってもらえる点も魅力です。
2.3カラットのサファイアの指輪:19,000円
※宝石鑑定書なし
「いくつか店舗を回ったなかでも高額な値をつけてくださったので、即決で買取をお願いしました。スムーズに買い取ってもらえて助かりました。正直同じくらいの査定額を出してくれる業者はほかにもありましたが、七福神は値段の理由をしっかりと説明してくれるところがとても安心できました」
「宝石を売りたいと思って買取業者を調べてみましたが、正直質屋さんのような店舗は入りにくくて…。そんなとき宅配買取サービスがあることを知り、利用してみることにしました。宅配でも、まるで店舗にいるかのように丁寧に説明してくださり、とても良かったです。買取額も想像より高く、非常に満足しています」
買取本舗七福神は、ダイヤモンドやサファイヤ・エメラルドなどの色石、貴金属の買取を行っています。色石やプラチナ・ゴールドなどの地金の価値もしっかり査定してくれるのが嬉しいポイント。また、資格を有する鑑定士が現物を見てしっかり査定するため、鑑定書がなくても買取価格に影響が出ません。鑑定書がない宝石を持っている方に特にオススメです。
2.3カラットのサファイアの指輪:18,000円
※宝石鑑定書なし
「査定は無料でしてくれるので、気軽に依頼できました。査定額を見てから、本当になんぼやに買取を依頼するのか、他社に依頼をするのか判断できるのは大きな魅力ですよね。ネットでの口コミ評価も高く、実際の対応も親切だったので、安心して依頼できます!」
「バブルを彷彿とさせる古いデザインのリングでしたが、それでも買い取ってもらえたので驚きました!店舗はちょっと足を踏み入れにくい雰囲気があってドキドキだったけど、実際に中に入ると店員さんがとても丁寧に対応してくれて緊張感もすっかりなくなり、リラックスしながら査定額を聞くことができました」
東京・神奈川エリアに5店舗以上の拠点があり、店頭買取はもちろん出張買取や宅配買取も行なっています。また拠点は全国に展開。大手チェーン店ならではの強みを活かし、24時間対応しているカスタマーサポートや気軽に依頼しやすいオンライン査定など、使い勝手のいいさまざまなサービスを提供しています。
サファイアは、ラテン語で「青」を意味する「サッピルス(sapphirus)」に由来している宝石です。ダイヤモンドに次いで硬く、様々なカット方法で加工されています。日本では「蒼玉(せいぎょく)」と呼ばれ、その美しい青に多くの人々が魅了されてきました。一般的に青い色のイメージが強い宝石ですが、実は青以外の色味も存在しているのです。
サファイアは、ルビーと同じコランダムという鉱物に属する宝石。酸化クロムを含有して赤色になった宝石をルビー、赤色以外のものはすべてサファイアに分けられます。ブルー以外のサファイアは「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれ、様々な色味が特徴です。
サファイアの主な産出国は、インド・ミャンマー・スリランカ・タイなど。そのうち、インドのカシミール地方で産出される「コーンフラワーブルーサファイア」は高級品だとされています。現在は紛争により採取しづらくなったので新たなものが市場に出回ることは少ないのだそう。ごくまれにアンティーク品として取引されることから「幻のサファイア」とも呼ばれています。
サファイアの宝石言葉は、「誠実」「慈愛」「徳望」など。強い想いの象徴として婚約指輪や結婚指輪に選ぶ人もいるのだとか。花嫁が4つのサムシングを身につけると幸せになれる「サムシング・フォー」のうちのひとつ「サムシング・ブルー」に、ブルーサファイアが施されたジュエリーが用いられることもあります。
中世の人々にとって、サファイアは聖職者にふさわしい宝石だと考えられていました。サファイアが持つ神秘的な力が人々を苦しみから救ってくれると信じられていたからです。聖職者たちは御守りとしてサファイアを身につけ、信者たちを導いていたと言われています。
イギリス王室では、王冠やティアラなどの宝飾品に用いられていました。チャールズ皇太子が故ダイアナ妃に贈った婚約指輪にサファイアが施されていたことも有名ですね。
コーンフラワーブルーサファイアとは、インドとパキスタンの国境地域であるカシミール地方で産出されるサファイアのこと。通称「カシミールサファイア」とも呼ばれています。
濃すぎず薄すぎない、程よい透明感と青みが特徴。サファイアのカラーとしては最も高い価値が高い色です。その美しさと優れた品質から「幻のサファイア」と言われることも。
ミャンマーのモゴック地域で産出されるロイヤルブルーサファイア。特徴はその落ち着いた青色で、ロイヤルブルーサファイアの深みのある青の発色は、神秘的な美しさを感じさせます。古代ローマ時代から高貴な地位の象徴として重宝されてきた歴史が物語るとおり、その名にふさわしい高級感が魅力です。
コーンフラワーブルーとの違いは透明感がやや強いこと。コーンフラワーブルーに匹敵するほど美しく、その価値はコーンフラワーブルーに次いで高くなっています。
カワセミブルーのサファイアは、やや紫がかった色合い。ほかのサファイアと比べて色合いが淡く、透明度が高いのが特徴です。市場で最も流通しているサファイアと言われていますが、その品質はコーンフラワーブルーサファイアにも劣らないほど。
まさにブルーのインクのような色味が特徴のオーストラリア産のサファイア。透明度が低く、新月の夜のような暗い青色をしています。その色合いから「ミッドナイトブルーサファイア」と呼ばれることも。青が濃すぎるためサファイアの中では価値が低く、買取額も低い傾向があります。
ファンシーカラーの1つ。桃色とオレンジ色の中間のような色合いをしており、希少性が高く、ファンシーカラーのなかでは価値が最も高くなっています。そのことから「King of Sapphire(サファイアの王様)」とも呼ばれています。
その名の通り、華やかなピンクの発色をするサファイアです。石自体の価値はそれほど高くありませんが、そのキュートない色合いから女性人気が高いサファイアの1つです。
薄いレモンのような色からオレンジがかった色までさまざま。とくに色の濃いサファイアは「ゴールデンサファイア」と呼ばれ、イエローサファイアのなかでは1級品として扱われています。
神秘的な美しさが特徴のバイオレットサファイア。優しいバイオレットカラーからハッキリとした色合いのもまで、濃淡の幅が広く、なかでも鮮やかで明るいカラーが人気です。
サファイアの産地として最も有名なのはスリランカです。
歴史的にもサファイアとの関わりが深く、記録上では約2000年も前から、サファイアを通じて外交を行なっていたという記録があります。
スリランカで採れるサファイアは非常に高品質。最高級の色とされる「コーンフラワーブルー」や「ロイヤルブルー」といったサファイアも採掘されています。
最高級のサファイアの産地として名高いのが、このカシミール地方です。カシミール地方は古くから有数のサファイアの産地とされてきました。
産出されるのは最高品質とされるコーンフラワーブルーのサファイアで、ほかの地域で採れるサファイアとは一線を画すほどの価格で取引されています。
しかし紛争などの国際情勢の悪化に伴い、その産出量は年々減少。最近では市場に出回ることもほとんどなく、幻のサファイアと称されています。
オーストラリアは世界最大級のサファイア鉱床があります。産出量が多く、1980年代はサファイア市場のシェア率7割をオーストラリアが占めていたほどで。近年では徐々に減少してきているものの、未だに世界一の産出量を誇ります。
ブルーだけではなく、さまざまな色味のサファイアが産出されることが特徴。ファンシーカラーのサファイアも多く産出しており、他産地に引けを取らないほど良質なサファイアも採掘されています。
サファイアの価値は「カラー」「クラリティ・透明度」「テリ・輝き」の総合的な評価で決まります。なかでも「カラー」はサファイアの価値に大きく影響する要素です。
サファイアと聞いて多くの方がイメージするのは青い宝石ですが、青色とひとことに言ってもさまざまな色合いがありますし、ピンクや黄色といったカラーのサファイアもあります。
最も価値が高いのは、鮮やかな青色と程よい透明感を持つコーンフラワーブルー。次いで、鮮明な発色ながら柔らかな色味が特徴のロイヤルブルーが評価されます。サファイアは、彩度が強いほどに好まれる傾向があります。また、暗すぎず、明るすぎずといった中間程度の明度が好ましいとされています。
よりインクルージョン(内包物)が少なく、透明度が高いサファイアが良いとされます。
インクルージョン(内包物)が一切ないサファイアは存在しません。その大きさや入っている場所、種類などがサファイアの美しさにどれぐらいの影響を与えるかで「クラリティ・透明度」は評価されます。
サファイアの輝きの評価はカットによって決まります。適切な縦・横・深さの比率でカットされていると、まるで石の奥から青さがあふれ出すような輝きが生まれます。
ですが、サファイアは色ムラがある宝石のため最適な比率でカットするのは熟練の技が必要になります。石1つひとつの品質を見極め、その個性を最大限に発揮することができたサファイアが高い評価を受けます。
最高級とされるコーンフラワーブルーサファイアをSクラス(100点満点)として、Aクラス(80点以上)、Bクラス(60点以上)、Cクラス(40点以上)の基準で鑑定します。鑑定するポイントは色味・透明度・輝き。中でも重視されているのが色味です。一般的にサファイアは濃い色味のほうが高価だと言われていますが、あまりにも濃すぎるものは価値が下がってしまうのだそう。程よく鮮やかな青みのサファイアが理想です。
色味が薄すぎるもの、濃すぎるものは買取価格が安くなる傾向があります。鮮やかな青みを持つコーンフラワーブルーサファイアが最も高価です。
サファイアの内部に、不純物や内包物(インクルージョン)の混在が少ないものほど高価となります。
透明感のあるサファイアは輝きも美しいのが特徴。深みのある青色で、鮮やかに輝くものが良いとされています。
宝石買取価格の真実
日経新聞にあった「価格差23倍も。宝石の買取価格はこんなに違う」を見て、本当にそんなに差が出るものなのか独自調査をすることに。向かったのは銀座・新橋にある7件の買取店。真実はいかに…
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