公開日:|更新日:
このページでは、トパーズのなかでも特に需要の高いインペリアルトパーズの買取相場や品質評価の基準、高く買い取ってもらうためのポイントをまとめています。高額取引された事例も紹介しているので、トパーズをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
トパーズと言えば黄色やオレンジ、爽やかなブルーを思い浮かべるかもしれませんが、ピンクやブラウン、透明などさまざまな色があります。なかでも高額で取引されやすいのが「インペリアルトパーズ」。シェリー酒のような赤みのある黄金色が特徴です。
また、トパーズは黄水晶(シトリン)と間違われやすい宝石でもあります。鑑別所が手元にない場合は本当にトパーズがどうかを調べてもらうためにも、一度査定に出してみたほうが良いかもしれません。
インペリアルトパーズの買取相場の目安をまとめました。ただし、インペリアルトパーズの価格は市場の傾向に合わせて変動します。また、ジュエリーとしてのデザイン性やインペリアルトパーズの産地、そのほか使われている貴金属・宝石類によって価格に差が出ます。下記の相場はあくまで目安として考えてくださいね。
参考ページ:福岡宝石市場 公式買取サイト(https://www.feelsogood.jp/colorstone_price/imperial.html)
Sランク=色が濃い、彩度が高い、内包物がなく透明度が非常に高い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 10,000円 |
2.0カラット | 50,000円 |
3.0カラット | 100,000円 |
5.0カラット | 300,000円 |
10.0カラット | 500,000円 |
Aランク=色がやや濃い、彩度がやや高い、内包物がなく透明度が高い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 5,000円 |
2.0カラット | 20,000円 |
3.0カラット | 50,000円 |
5.0カラット | 150,000円 |
10.0カラット | 250,000円 |
Bランク=色の濃さや彩度が平均的、わずかな内包物が見られる、透明度がやや低い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 3,000円 |
2.0カラット | 10,000円 |
3.0カラット | 20,000円 |
5.0カラット | 30,000円 |
10.0カラット | 50,000円 |
Cランク=色が薄い、彩度が低い、内包物がある、透明度が低い
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 1,000円 |
2.0カラット | 3,000円 |
3.0カラット | 5,000円 |
5.0カラット | 10,000円 |
10.0カラット | 30,000円 |
Dランク=色がかなり薄い、彩度がかなり低い、内包物が目立つ位置にある、かなり濁っている
カラット | 買取価格(目安) |
---|---|
1.0カラット | 100円 |
2.0カラット | 500円 |
3.0カラット | 500円 |
5.0カラット | 1,000円 |
10.0カラット | 3,000円 |
引用元:色石BANK公式サイト
(https://iroishi-bank.jp/iroishi/topaz/imperial-topaz/1764/)
事例参照元:色石BANK公式サイト(https://iroishi-bank.jp/iroishi/topaz/imperial-topaz/1764/)
引用元:色石BANK公式サイト
(https://iroishi-bank.jp/iroishi/topaz/imperial-topaz/7254/)
事例参照元:色石BANK公式サイト(https://iroishi-bank.jp/iroishi/topaz/imperial-topaz/7254/)
引用元:色石BANK公式サイト
(https://iroishi-bank.jp/iroishi/topaz/9576/)
事例参照元:色石BANK公式サイト(https://iroishi-bank.jp/iroishi/topaz/9576/)
インペリアルトパーズの品質は「カラー」「クラリティ・透明度」「輝き」の総合評価から決められます。そのなかでも、とくに重要なのはカラーです。
インペリアルトパーズの色味はイエロー系→オレンジ系→ピンク系→赤系の順番で評価が高くなります。色味のほか「色の濃度(濃いほうが良い)」「彩度(高いほうが良い)」「明度(明るすぎず暗すぎない中間ほどが良い)」の3点も重要な評価ポイントです。
クラリティ・透明度で言えば内包物が少なく透明度が高いものが◎。トパーズはもともと内包物が少ない宝石ですので、目立つ内包物がある場合は評価が大きく下がってしまう可能性があります。
鑑別書がある場合は一緒に持ち込みましょう。鑑別書には宝石の種類や施されている加工などが記載されており、宝石の真贋を証明することが可能です。
鑑別書がない場合、業者側が宝石を販売するため新しく鑑別書を取ることがあり、そのぶんの経費を差し引いて見積もりを出す可能性があります。鑑別書を一緒に持ち込んでおけば、査定額がほんの少しアップするかもしれません。
また、色石の鑑定はプロでも難しいため「宝石の価値を正確に判断できる鑑定士」のいる買取ショップを選ぶことも大事なポイントの1つです。
購入時についていた箱や袋、鑑定書などが残っているとさらに高く評価してもらえる可能性があります。購入時と同じ包装状態で査定に出せればベストですね。
万が一手放すときのために、普段から丁寧に保管・お手入れしましょう。日頃のお手入れ方法なら柔らかい布で乾拭きするだけで十分。汚れが気になる場合は柔らかめの歯ブラシに中性洗剤を付けて優しくブラッシングしましょう。そのあとはぬるま湯で洗剤を落とし、柔らかい布で水気を残さないように拭いてあげてください。
トパーズは硬度が高く、傷が付きにくい石とされていますが、横に割れやすい性質があるため、ちょっとしたヒビが大きな割れになることも…。扱いには注意が必要です。
また傷には強いですが、紫外線には弱いと言う性質があります。そのため直射日光に当てると、すぐに変色してしまう可能性かもしれません。使わないときは太陽の光が当たらない場所に保管してください。
宝石の輝きが美しいほど、買取額も当然高くなっていきます。長年使用していたジュエリーは表面に汚れが付着している可能性が高いので、査定に出す前にやわらかいタオルで優しく汚れをふき取ってあげましょう。
業者によっては、買取価格10%アップなどのキャンペーンを行っていることも!タイミングがあえばぜひ利用したいところです。
トパーズは、11月の誕生石として知られています。パワーストーンとしても人気で、直観力と洞察力を高めてくれると言われています。
色は黄色やオレンジ、明るいブルーが一般的。トパーズの中でも高額で取引される「インペリアルトパーズ」は、シェリー酒のような赤みがかった黄金色をしています。インペリアルトパーズ以外のトパーズの相場は安く、値段がつかないこともあるようです。
トパーズにはフッ素(F)とOH(水酸基)が含まれており、どちらが多いかによって「Fタイプ」「OHタイプ」の2種類に分けられます。
Fタイプと呼ばれるトパーズには、フッ素(F)が多く含まれています。ほとんどのトパーズがこのFタイプで、ヒビが入りやすく、長時間日の光に当てていると色褪せてしまいます。希少価値は高くないので、値段が付かないことも珍しくありません。
OH(水酸基)タイプと呼ばれるトパーズは、さきほどから紹介している「インペリアルトパーズ」のこと。Fタイプと違って光の屈折率が高いためキラキラと輝き、光に当てても色褪せない性質を持っています。
トパーズと聞くと「黄色い宝石」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。たしかにトパーズの代表的なカラーは黄色ですが、黄色以外にもさまざまなカラーバリエーションがあるのです。たとえばピンク色のピンクトパーズ、赤紫色のミスティックトパーズ、無色に近いカラーレストパーズもあります。
トパーズの豊富なカラーバリエーションのなかから、特に人気の高い5つのカラーを紹介していくので、早速チェックしていきましょう。
インペリアルトパーズは前述のとおり、トパーズのなかで最も価値が高い色です。美しいオレンジの色合いから「黄金色」と称されることもあり、皇帝(=インペリアル)にふわさしいとしてその名が付けられました。また、世界3大酒精強化ワインの1つとされる「シェリー酒」に色合いが似ていることから、シェリーカラーと呼ばれることもあります。
ややピンクがかったインペリアルトパーズは「ピンクインペリアル」に分類されます。ですが、天然のピンクインペリアルトパーズは流通量が少なく、市場にもめったに出回りません。
その名の通り青色のトパーズのこと。ですが、一言に青色と言ってもさまざまな色味があり、色の濃度によって「スカイブルートパーズ」「スイスブルートパーズ」「ロンドンブルートパーズ」の大きく3種類に分けられます
「スカイブルートパーズ」はとくに淡く澄んだ色味が特徴で、すっきりと晴れた日のような明るい青色をしています。スイスブルートパーズはビビットな発色が魅力。その鮮やかな美しさから、ブルートパーズのなかで特に人気が高い色となっています。ロンドンブルートパーズ紺に近い暗めの発色で、神秘的な色合いをしています。
透き通ったピンクが可愛らしいピンクトパーズ。色味的にはピンクダイヤモンドやピンクサファイアと似ていますが、それらと比ると相場が低く、大きめのサイズでも手が届きやすい、という理由からトパーズのなかでも人気の高いカラーです。
ブラウン系のトパーズは「シャンパントパーズ」と呼ばれます。無色に近いカラーレストパーズからオレンジっぽいブラウンまで色味はさまざま。主にブラジルやロシア、タイなどで産出されます。
ミスティックトパーズとは、赤紫色や緑などの幻想的な色合いをしたトパーズのこと。宇宙やオーロラを思わせる、美しいトパーズです。通常トパーズの照射処理には放射線が用いられますが、ミスティックトパーズにはチタニウム照射が用いられます。
「ずっと家にあった宝石がインペリアルトパーズだということは知っていましたが、私にとってはただ石だったのでこんなに高く売れるとは思っていませんでした。予想を大きく上回る値がついて、即決で買い取ってもらうことにしました。インペリアルトパーズは現在とくに人気が高くなっているそうで、今売って良かった~と大満足しました」
「トパーズに小さなダイヤがついたプラチナのジュエリーを買い取ってもらいました。ほかの買取ショップで鑑定してもらったときはトパーズ自体には価値がないと言われましたが、専門店で改めて鑑定に出したところ、トパーズにもちゃんと値段をつけて買い取ってもらえたので良かったです。専門店ってやっぱり良いんだなと感じました」