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ダイヤモンドの原石は、普段見かけるダイヤモンドとは違ってカットされておらず、まだ石の状態です。ここのページではダイヤモンドの原石の買取について紹介しています。
カットされてキレイに磨かれたジュエリーでないと買取ってもらえないと思っていませんか?実はダイヤモンドの原石を買取ってくれる買取業者があります。中にはダイヤモンドの原石の高価買取を得意としている店舗も。しかし、どこのショップでも宝石の原石を買取ってもらえるというわけではありません。
買取ってもすぐに売却できず、一度加工しないといけない手間と費用がかかることが理由です。査定をしてもらう際には店舗に一度問い合わせてみると良いですよ。いくつか査定してもらった店舗の中で自分が希望する売却値を支払ってもらえる店舗を探してみましょう。
ダイヤモンドの原石はまだ石の状態なので、通常私たちが想像するダイヤモンドと違ってキラキラと輝いてはいません。そのため、カットダイヤモンドと比べて買取価格が大きく違います。カットダイヤモンドには4Cと呼ばれるダイヤモンドの価値を大きく左右する品質基準があり、買取価格が安定して高いのが特徴です。
キレイにカットしているので、光がダイヤモンドに差し込むとキレイに輝きます。しかし、原石の場合は4Cがないので、店舗によって買取価格がバラバラになりがち。原石を手放そうと考えている方は、一つの店舗だけではなくいくつかの他店舗でも査定してもらい、その中から希望の価格に合ったところ選ぶと良いですよ。
ノコギリを意味する「ソー」と、切れるを意味する「エイブル」が組み合わさった、正八面体の原石です。主な産出地はナミビアやロシアの鉱山。ひとつのソーヤブルから2つのダイヤモンドがつくれるほど、大きいことが特徴です。
原石全体の10~20%程度と数が少ないため、ソーヤブルのダイヤは特に希少性が高く、査定額が高くなることが期待されます。
「作成できる」を意味する「メイク」を語源に持つダイヤ。ソーヤブルに比べると形は不安定で小ぶりなため、中級品にカウントされます。
メイカブルの加工は難易度が高く、優れた研磨技術が必要です。加工した際にソーヤブルを超えるハイクオリティーなダイヤになれるか手頃なダイヤになるかどうかは、研磨技術によって左右されます。
透明度が低い、あるいは黒い炭素が目立つなど、宝飾品として使われることが少ない原石。工業品として多く扱われています。ただし、近年では炭素の黒点をレーザーで取り除いたり、亀裂部分を埋めたりとひと手間加えることで、ニアー・ジェムを宝飾品に転用することもあるようです。 それでも安価なアクセサリーへの使用に留まるため、高額査定にはあまり繋がりません。
三角形のマクレは、ハートシェイプやトライアングルシェイプといった、三角形に近いカットが施されます。
薄いクラットの場合は、テーパードやバケットなどにカットされます。メインとなる宝石よりも、脇役に徹することの多い原石です。
規則正しい八面体の結晶。原石の中ではカットのバリエーションが豊富で、主にラウンドブリリアントカットが施されます。
規則性に少しバラつきがある原石。形状はストーンに似ています。
形を分類するのが難しいクリーベッジは、1つひとつにあったカットが施されます。
すべての買取店が原石の宝石を買取しているわけではありません。ただし、ダイヤモンド専門の買取業者やメレダイヤの査定を行なっている業者であれば、原石の買取にも対応できる可能性が高くなります。加工されていないダイヤモンドの原石を手放そうと思っている方は、買取業者へ一度問い合わせみてください。